こんにちは^^
宝塚安倉院の福井です🌸
11月に入ってさむい日が多くなりましたね(´;ω;`)
暖かい食べ物がおいしく感じますね~🍲
今日は便通の中の便秘についてご説明させていただきます📚
便 秘は若い人から高齢の人までどの年齢層でもみられる排便の悩みの1つです( ˘•ω•˘ )
全体的には男性よりも女性のほうが多い傾向がみられます。女性は10代の思春期 から便秘になる人が多く,その後は一定していますが60代以降から右肩上がりで増加しています。男性は若い時には便秘で悩む人は多くはありませんが,60 代以降は女性とほぼ同じくらい便秘になる人が増えてきます。
便 秘と一口でいっても「何日も便が出ない」,「下剤を飲まないと便が出ない」「便が硬い」「便が小さい」「いきんでも出にくい」「残便感がある」「指でかき だす」など様々な症状があります。
便の回数は個人差がありますが,1週間の便の回数が3回未満の人は便秘 といえます。また「便が硬い」「便が小さい」「いきんでも出にくい」「残便感がある」「指でかきだす」などの症状のうち2つ以上の症状が頻繁にある人も便 秘といえます。
📚便秘の原因📚
毎日の生活習慣,腸や骨盤底の働きの異常,全身の病気,薬など様々なことが便秘の原因になります。偏食やダイエットにより食物繊維の摂取量が不足すると便が少なくなり便秘になりやすくなります。
また体を動かすことが少ないと腸の蠕動運動が不活発になり便秘になります(; ・`д・´)
自律神経の影響で腸の蠕動運動が低下する過敏性腸症候群も多くの人が便秘症状を伴います。
その他にも、姿勢の歪みや骨盤底にある直腸やその周辺の異常によって便が出にくくなる人もいます。
便秘のタイプで1番多いのは腸の蠕動が弱いため腸の通過に時間がかかるタイプの便秘です。
弛緩性便秘や通過時間遅延型便秘と呼ばれています。
症状は「何日も便が出ない」という排便の回数が少ないことが特徴です。
骨盤底の知覚の問題で便が出にくくなるタイプの便秘もあります。
直腸性便秘とか便排泄障害型便秘と呼ばれ,症状は「いきんでも出にくい」「残便感がある」など便が出にくいのが特徴です.
腸と神経のバランスがくずれて腸の蠕動運動が不安定になるタイプの便秘もあります。
過敏性腸症候群の便秘型がこのタイプに相当し,痙攣性便秘とか通過時間正常型便秘と呼ばれ,腹痛や腹部膨満感を伴うことが特徴です。
便秘の時にはまず食事や運動などの生活習慣を見直しましょう。
食物繊維の摂取不足や運動不足になりがちな人は意識してこれらを増やす努力をしてみてください。
食物繊維 はサプリメントとして摂ることも効果的ですし,運動といっても散歩や買い物の歩く距離を伸ばすような,確実に毎日続けられることから始めてみてください。
それでも便秘が治らない場合は市販の下剤を必要な時だけ最小限に服用するようにしてください。
習慣的に服用してしまうと薬がだんだん効かなくなることがありますので、注意が必要です(; ・`д・´)
便 秘の症状が続いて毎日の生活に支障を来す場合は市販の下剤にたよらずに病院を受診してください。
便に血液が付いたり混ざっていたりした場合,腹痛やお腹の 張りを繰り返す場合も必ず医師に相談してください。
また体重が急に減ったり毎日気分がすぐれない場合も受診が必要です(*_*)
今まで順調であった便通が最近に なって便秘ぎみになったり,すっきり出なくなったりする症状が1ヶ月以上続く場合もあまり長く様子をみずに医師に相談してください。
また、便通についてご説明しますのでお楽しみに(‘ω’)ノ