当院が行う骨盤矯正には、次のような特徴があります。

施術の前に、まずは患者様の身体の状態をチェックします。

姿勢をカメラで撮影し症状などをヒアリングしてから、ゆがみの検査に入ります。

撮影した画像をもとに施術前後の姿勢を確認し、患者様自身にも視覚的に施術の効果を実感していただきます。

施術はおもに手技によって行います。

手技によるほぐしで筋肉の緊張を緩和し、骨盤が本来の位置に戻るようにアプローチしていきます。

骨盤矯正においては、太ももやお尻、腰部、腹部など骨盤に付着している筋肉への施術が中心になるでしょう。

トムソンベッドと呼ばれる、矯正専用のベッドを使用する場合があります。

矯正を加えたい箇所の台を上にあげ、下に押して落下する際の衝撃で骨格の位置を修正する仕組みになっています。

骨盤はもちろんのこと、必要があれば脊柱にも矯正を加えていきます。

ゆがんだ背骨や骨盤の状態を整えることで、身体に起こるさまざまな不調の改善を目指します。

症状に応じた手技で、身体の変化をすぐに感じ取ることもできます。

当院の骨盤矯正では、次のことを大切にし施術を行っています。

痛みを感じると防御反応で筋肉がこわばってしまうため、骨盤矯正ではなるべく刺激の少ない施術を行います。

強い力で押したり、無理に関節を動かしたりしませんので、身体への負担も少なくなっています。

お子様からご高齢の方まで受けられる安全な施術になります。

当院では、不調の根本改善を図るために「筋肉」「骨格」「インナーマッスル」の3つにアプローチする施術を大切にしています。

筋肉や骨格とともに、深部で骨盤を支えているインナーマッスルをゆるめることにより、表層の大きな筋肉のみを施術した場合と比較してゆがみを戻りにくくしていきます。

骨盤の構造や役割について理解を深めておきましょう。

骨盤は、脊柱の下部に当たる「仙骨（せんこつ）」と「尾骨（びこつ）」そして左右1対ある「寛骨（かんこつ）」から構成された骨格です。

骨盤の上に脊柱が乗った形になります。

また、骨盤下方の溝（寛骨臼）に大腿骨頭がはまり込むことで、股関節が形成されています。

骨盤には、身体を支える土台としての役割があります。

脊柱と股関節に関与しているため、骨盤がゆがむことで上半身だけではなく下半身のゆがみにもつながる可能性があります。

また、骨盤には内臓を保護して位置を支える役割もあります。

そのため、骨盤のゆがみからその中に収められている腸や生殖器などが圧迫され、機能低下を招く場合もあります。