安静にする・冷やす
腰痛
腰痛の本当の原因をご存知でしょうか?!
腰まわりに生じる鈍い痛みや筋肉の張り感などでお困りではありませんか?
医療機関で検査を受けても特に異変がみつからないため、
腰痛への対処法がわからないという方は多いかもしれません。
病気のものを除けば、大多数の腰痛が日常生活の負担から起こることが考えられます。
腰痛の改善、予防を目指すためにも、まずは痛みが起こる仕組みから知っていきましょう。
こちらのページでは、
腰痛の原因とセルフケアの方法をメインにご紹介しています。
接骨院でも対応できる場合があるため、
気になる点がありましたら、お気軽にご相談ください。
目次
contents
目次
contents
こんなお悩みありませんか?
trouble
こんなお悩みありませんか?
trouble
腰痛とは?症状・特徴について
symptoms
腰痛とは?症状・特徴について
symptoms
腰痛は、中高年の方に多い印象があるかもしれません。
しかし、病気やケガ、ストレスによっては、
どの年代の方も腰痛に悩まされる可能性はあります。
症状に対して適切な対処や予防ができるよう、
腰痛の原因についてこちらでしっかり理解を深めておきましょう。
腰痛の症状・特徴
腰痛は、腰部周辺に痛みや張りなど不快感が生じた状態をいいます。
何かの病気を示すわけではなく、頭痛や腹痛と同じように、腰まわりに起こる症状をまとめて「腰痛」と呼んでいます。
腰の役割
一般的に「腰」というと、背中の肋骨がなくなる箇所からお尻までの箇所を指します。
身体の要となる重要な部位であり、おもに次のような役割を果たしています。
身体の維持
腰は身体の中心に位置しており、上半身の重みを支えています。
運動の中心
腰椎が前屈や後屈、側屈、回旋と広い可動性を持つおかげで、歩行や立ち上がり、前かがみなどあらゆる運動が可能になっています。
神経の保護
背骨の中には、脊柱管と呼ばれるトンネル状の管があります。
脳からつながる重要な脊髄は脊柱管の中を通っており、外部からの衝撃から守られています。
腰は、土台として身体を支えつつ、運動の起点にもなっています。
姿勢の保持や日常生活動作で常に負担がかかるため、身体の中でも特に痛みが出やすい部位といえます。
腰痛の症状
腰まわりに生じる鈍い痛みや張り感、こり感、重だるさなどが、腰痛のおもな症状です。
上記の症状が3ヶ月以上継続したものを一般的に「慢性腰痛」と呼び、急性腰痛(いわゆるぎっくり腰)とは区別されています。
多くは前屈や回旋など、特定の動きをしたときのみ痛みますが、症状を悪化させると安静時にも痛んだり、下肢にしびれをともなったりするケースもあります。
腰痛の原因
Cause
腰痛の原因
Cause
一口に腰痛といっても、さまざまな原因が考えられています。
腰自体に原因のあるもの(特異的腰痛)
レントゲンなど医療機関の画像検査で、原因を特定できる腰痛です。
老化
加齢による脊柱の変性で神経が圧迫され、腰痛を引き起こす場合があります。
椎間板が後方に逸脱する「椎間板ヘルニア」や、脊柱管が狭くなってしまう「脊柱管狭窄症」が有名です。
また、骨の強度が低下する骨粗しょう症の方が転倒した際、椎体を圧迫骨折することで腰痛を生じるケースも少なくありません。
成長
成長期の子どもに起こる背骨の病気から、腰痛につながる場合があります。
脊柱が左右にねじれる「側弯症」や、腰椎が前後に分離してしまう「腰椎分離症」などが挙げられます。
外傷
スポーツや事故による激しい外力で腰椎を骨折したり、脱臼を起こしたりすることで、腰痛につながる方がいらっしゃいます。
日常生活によるもの(非特異的腰痛)
ケガや骨の変性がみられないため、原因を特定できない腰痛です。
非特異的腰痛は、おもに筋肉の疲労や血行不良から症状が起きていることが考えられています。
姿勢や体型
猫背の方は、前方に傾いた頭部を支えるために背部や腰部の筋肉が緊張し、血行不良を起こしやすくなっています。
また肥満気味の方は、身体の重みで腰部の筋肉に負担をかけるため、腰痛になるリスクが高いといわれています。
作業や動作
同じ動作を繰り返すことで、腰まわりの筋肉に疲労をためてしまう場合があります。
特に前屈や回旋の動きが、腰部に負担をかけるといわれています。
ストレス
精神的なストレスから、自律神経のバランスを崩しやすくなっています。
交感神経が優位な状態が続くと、腰部を含めた全身の筋肉が硬くこわばり、腰まわりの不快感につながることが考えられています。
腰痛の類似症状
similar symptoms
腰痛の類似症状
similar symptoms
類似症状の例
腰痛を起こす病気は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症だけではありません。
例えば次のような病気から、腰部周辺の痛みを生じている可能性もあります。
・転移性脊椎腫瘍(がんの骨転移)
・胃腸、肝臓、膵臓などの内臓疾患
・子宮内膜症、子宮筋腫など婦人科系疾患
など
原因によって、対処の方法が異なります。
腰痛が続く際は、一度医療機関や接骨院などで状態を確認してもらうことをおすすめしています。
症状に対する施術のご案内
RECOMMEND
症状に対する施術のご案内
RECOMMEND
次の症状が当てはまる方は「接骨メニュー」へ
次の症状が当てはまる方は「鍼灸メニュー」「整体メニュー」へ
腰痛の対処法
APPROACH
腰痛の対処法
APPROACH
腰痛の多くは、
筋肉の疲労から起こることが考えられています。
原因を考慮に入れて、
こちらでは日常で簡単にできるセルフケアの方法をご紹介します。
腰への不安のある方は予防も継続して行い、腰痛の根本からの改善を目指しましょう。
スポーツや肉体労働などで急な痛みが起きた場合は、症状が悪化する可能性があるため、無理に動かないようにしましょう。
痛みが出る動作や姿勢は避けて、なるべく安静に保ちます。
また、腰部が熱っぽくなっているときは、氷水を当てて冷やすと痛みが落ち着く場合があります。
コルセット
コルセットを巻いて腹部を圧迫し、腹圧を高めることで、腰部への負担を軽減できるといわれています。
腰痛の緩和が期待できますが、付けっぱなしでは筋力低下を招く可能性があります。
そのため、コルセットの使用は痛みが強いときや何か前かがみの作業を行うときに限ることをおすすめしています。
温める
鈍い痛みや張り感など、慢性的な痛みであれば、温めたほうが良いといわれています。
血の巡りを良くすることで、腰部に溜まった疲労物質が体外に排出されやすくなります。
また、副交感神経(休息時に働く自律神経)の働きを高め、全身の緊張をゆるめるためには、湯船にゆっくりと浸かることもおすすめです。
ストレッチ
お風呂上がりやシャワー後など、身体の温まっているときにストレッチで筋肉の柔軟性を高めていきましょう。
緊張をゆるめると腰部への血行が良くなるため、痛みが軽減しやすくなります。
腰痛には、お尻や太もものストレッチが有効とされています。
腰痛の予防法
PREVENTION
腰痛の予防法
PREVENTION
腰痛を起こさないよう、日常で次の予防を行っておきましょう。
ストレッチは、息を止めずにゆっくり筋肉を伸ばすことがコツです。
姿勢の意識
頭頂部が天井から引っ張られるようにイメージし、背中を楽に伸ばした姿勢を意識してください。
頭部が前に出たような姿勢では、背中や腰の筋肉が張りやすくなるため、ご注意ください。
ストレッチ
お尻のストレッチ
①床に座り、伸ばした左膝の上に右足の足首を乗せます。
②そこから左膝を曲げて胸に近づけることで、右のお尻の筋肉をストレッチできます。
③30秒ほどストレッチしたら、反対側のお尻も同様に筋肉を伸ばします。
太もも裏側のストレッチ
①仰向けに寝ます。
②右膝を軽く曲げて、両手を太ももの裏側に当てます。
③そこから右膝を伸ばしていくと、太もも裏側の筋肉がストレッチできます。
④30秒ほど伸ばしたら、反対側も同様にストレッチしていきます。
▼ストレッチ動画
よくある質問
Q&A
よくある質問
Q&A
腰痛のおもな原因は何ですか?
多くの腰痛は、筋肉の疲労から起こるといわれています。その他、老化や外傷、成長障害による腰痛もあるといわれています。
腰痛の症状はどのようなものですか?
腰部周辺の痛みや張り感、重だるさなどが腰痛のおもな症状になります。
腰痛に対して最初どのような処置をすれば良いですか?
急に起きた痛みであれば、安静が大事になります。
患部の状態をみて、徐々に身体を動かしていきましょう。
腰痛はどの年代によくみられますか?
働き盛りの年代に多いといわれていますが、若い方から中高年の方まで、どの年齢層でも腰痛を発症する可能性はあります。
接骨院での腰痛への施術内容を教えてください。
手技や電気療法、鍼灸などによって原因となる筋肉をほぐし、痛みの緩和を図ります。
腰痛の施術期間はどれくらいですか?
多くの腰痛が、1ヶ月以内には改善を望めるといわれています。
しかし、再発防止のためには、2~3ヶ月は施術を継続することをおすすめしています。
腰痛の施術に、接骨院では保険を使えますか?
ケガの発症の仕方や状態によって異なるため、詳しくはご相談ください。
腰痛の再発を防ぐには、どのような注意点がありますか?
ストレッチで腰部や股関節まわりの筋肉をやわらかくしておくと、腰痛の予防が期待できます。
腰痛を放置すると、どのようなデメリットがありますか?
痛みが強くなるばかりか、腰部への負担からヘルニアや坐骨神経痛などにつながる可能性があります。
腰痛の予防として接骨院の施術は受けられますか?
はい。
筋肉の緊張をほぐす施術や、バランスを整えるような施術を受けることで、腰痛の予防が期待できます。