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ジャンパー膝

スポーツ選手に多いジャンパー膝とは?

原因や対処法をご紹介

膝を痛めている人

運動中に膝の前面が痛む場合は、

「ジャンパー膝」を発症している可能性があります。


バスケットボールやバレーボールなどジャンプを繰り返すスポーツをはじめ、

陸上競技、サッカーなど、激しい運動をされている方には

比較的よくみられる症状になります。


症状が進行して状態を悪化させてしまうと、

スポーツに支障が出てくる場合があります。


最終的には、腱の断裂につながるケースもあるため、

なるべく早い段階から対処を始めることが重要です。


こちらのページでは、

ジャンパー膝の原因とセルフケアの方法をメインにご紹介しています。

contents

    trouble


    • ジャンプの着地で膝が痛む

    • スムーズにしゃがめない

    • 正しい対処法が分からない

    • ジャンパー膝なのか分からない

    • お皿のまわりに違和感がある

    • ケアの方法を知りたい

    symptoms

    ジャンパー膝は、

    ハードな運動をしている方に発症しやすい膝の症状です。


    使いすぎをはじめ、

    さまざまな要因から痛みが起こることが考えられています。


    症状に対して円滑な対応が行えるよう、

    ジャンパー膝の詳細をまずはこちらでご確認ください。

    炎症が起きている膝を抑える人

    ジャンパー膝の症状について

    こちらではジャンパー膝についての症状の特徴をご紹介しています。

    ジャンパー膝とは

    ジャンパー膝は、膝蓋骨(膝のお皿)のまわりが痛むスポーツ障害になります。

    医学的には「膝蓋腱炎(しつがいけんえん)」とも呼ばれています。

    ジャンパー膝が起こる仕組み

    ジャンパー膝は、膝を構成する組織の一つ、膝蓋腱に損傷を起こした状態といわれています。

    膝蓋腱とは、太もも前側の筋肉(大腿四頭筋)の下端にある腱のことです。

    膝蓋腱が膝蓋骨を介して脛骨(すねの骨)に大腿四頭筋の収縮力を伝えることで、膝の伸展が行われています。


    運動によって膝蓋腱が伸び縮みを繰り返し、損傷につながることが考えられています。

    日常的にスポーツを行う10代~30代の若い世代に、ジャンパー膝は多くみられます。

    ジャンパー膝の症状

    痛み

    膝蓋骨周辺に生じる痛みが、ジャンパー膝のおもな症状です。

    膝の皿のすぐ上か下のやわらかい部分を押すと圧痛がみられます。

    また、ジャンプやランニングなど、膝に衝撃のかかる運動を行なうときに患部の痛みが誘発されやすくなっています。


    腫れ・熱感

    炎症により、患部が腫れて熱を持つ場合があります。


    自覚症状がなくとも、両足にジャンパー膝を生じているケースが多々みられます。

    片足にジャンパー膝の痛みがありましたら、反対側の足も状態を確認しておく必要があります。

    Cause

    ジャンパー膝のリスクを高める要因には、次のものが挙げられます。

    バスケットボールの試合をしている人達

    オーバーユース

    同じ動作を過度に繰り返す「オーバーユース」が、ジャンパー膝のおもな原因に考えられています。

    ジャンプやランニングなど、膝にストレスがかかる運動を繰り返していると太ももの筋肉に疲労がたまり、柔軟性が低下していきます。

    筋肉が硬くなった状態で運動を行うことで、膝蓋腱に強く牽引される負荷がかかり、損傷につながってしまうのです。


    ジャンパー膝は、特にバレーボールバスケットボール、陸上競技の走り高跳びなどのジャンプや着地を多く繰り返すスポーツや、サッカーラグビーアメフトなどの突然走ったり止まったりを繰り返すスポーツに多くみられます。

    炎症を起こしている膝

    ミスユース

    不適切なフォームで運動を続けていると、筋肉や腱に余計なストレスをかけるため、ケガをするリスクを高めてしまいます。

    特に骨盤が後方に倒れている姿勢(後方荷重)での運動は、大腿四頭筋の緊張を強めて、膝まわりにかかる負担を強めるといわれています。

    ストレッチやマッサージをしても、太ももがすぐに硬くなりやすい方は、一度フォームを見直す必要があるかもしれません。

    外で膝を抑えている運動中の人

    急な運動

    ウォーミングアップ不足では、身体が硬い状態で運動を開始することになるため、膝蓋腱への負担を強めてしまいます。

    また、運動不足の方が急な運動を行う場合も、突然の負荷に身体が耐えられず、ケガのリスクを高めるといわれています。

    SIMILAR SYMPTOMS

    類似症状の例

    オスグッド

    脛骨結節(膝蓋骨下方にある骨のでっぱり)の軟骨が、筋肉の牽引によって剥離を起こしたケガになります。

    お皿の下のやわらかい箇所が痛むジャンパー膝とは違い、オスグッドでは骨に痛みが生じます。

    シンスプリント

    運動による繰り返しの負荷で、脛骨(すねの骨)の骨膜に炎症を起こしたケガになります。

    シンスプリントでは、すねの骨が痛むことが特徴です。


    その他、膝の痛みが長期間続く際は、何か病気が潜んでいる可能性があります。

    医療機関や接骨院に行って、適切な処置を受けることをおすすめしています。

    recommend

    次の症状が当てはまる方は「接骨メニュー」へ

    • ジャンプ時に膝の痛みを感じた

    • 運動直後に膝周辺に熱を感じる

    • ダッシュ時に力が入らない

    • 膝の痛みでうまく立てない

    次の症状が当てはまる方は「鍼灸メニュー」「整体メニュー」へ

    • 足の筋肉がパンパンに張る

    • 膝を押すと圧痛がある

    • 患部を触ると熱っぽい

    • 膝の曲げ伸ばしがしづらい

    APPROACH

    ジャンパー膝は、運動による負荷がおもな原因となるため、

    そのまま使い続けていては状態が悪化していく可能性が高いです。


    痛みによってスポーツができなくなるほか、日常生活にも影響をおよぼす場合があるため、

    できるだけ早めの改善を目指すことが重要です。


    こちらでは、ジャンパー膝への対処法と普段から行える予防の方法をご紹介いたします。

    急性

    安静

    痛み腫れが強く出ている場合は、運動を休止して患部を休ませましょう。

    症状を長期化させる可能性があるため、無理はしないようにお気をつけください。

    急性

    冷却

    熱感がある場合は、氷枕を当てて患部を冷却してください。

    アイシングには、炎症や痛みを軽減する効果が期待できます。

    一度の冷却時間は15分間が目安で、痛みや熱が戻るようであれば再度冷やすようにしましょう。

    急性

    テーピング

    テーピングを貼ることで、膝蓋腱にかかる負担を緩和できる場合があります。

    ジャンパー膝に対しては、太ももの前側から脛骨結節(膝蓋腱の付着部)にかけて、膝のお皿を囲うようにして貼る方法がよく用いられています。

    素人のテーピングでは痛みを強めてしまう場合があるため、接骨院など専門家に貼ってもらうことをおすすめしています。

    慢性

    ストレッチ

    ストレッチで大腿四頭筋の緊張をゆるめることにより、膝蓋腱が引き伸ばされるストレスを軽減できます。

    膝を曲げた状態で足を後方に引くことにより、大腿四頭筋にストレッチを加えられます。

    慢性

    筋力強化

    ジャンパー膝の改善・予防には、太ももの筋力強化が有効といわれています。

    次のような方法で、太もも前側の筋力を鍛えることができます。


    ①床に膝を伸ばした状態で座り、膝下に丸めたタオルを置きます。

    ②膝下のタオルを押しつぶすように膝を伸ばしていきます。


    その他、チューブで抵抗を加えながら股関節の内転・外転(太ももを内側に閉じる、外側に開く動き)をすることで、太もも内側や外側の筋力強化を図れます。

    PREVENTION

    日頃から予防を行い、

    ジャンパー膝になるリスクを少しでも下げておきましょう。

    01

    疲労回復

    ウォーミングアップはもちろんのこと、運動後のクールダウンもしっかり行うようにしてください。

    運動でよく使った筋肉をストレッチでゆるめ、疲労をためないようにケアしておくことで、ジャンパー膝の予防を期待できます。

    また、寝ているときに疲労回復が促されているため、十分な睡眠時間を確保することも大切です。

    02

    テーピング

    ジャンパー膝を繰り返している方、膝に不安のある方は、運動中はテーピングを貼っておくことをおすすめします。

    テープで膝蓋骨の位置を安定させたり、腱の緊張を緩めたりしておくことで、ジャンパー膝のリスク軽減を期待できます。

    03

    ストレッチ

    運動前後やお風呂上がりなど、太ももの筋肉を中心にストレッチしておきましょう。

    筋肉の柔軟性を高めておくことで、膝蓋腱にかかる負担の軽減を図れます。

    04

    練習量を減らす

    練習後に痛みが出てしまう状態であれば、運動量を減らすことを考えてみましょう。

    無理をすることでより患部の損傷を広げる場合があります。

    ジャンプやランニングなど膝に負担のかかる運動は控え、痛みがなくなるまでは体幹トレーニングなどを行っておくと良いでしょう。

    Q&A

    Q

    ジャンパー膝とは何ですか?

    A

    膝蓋骨(膝のお皿)周辺に付着する腱に損傷が積み重なり、炎症を起こした状態をジャンパー膝と呼んでいます。

    Q

    ジャンパー膝のおもな原因は何ですか?

    A

    膝への繰り返しの負荷がおもな原因に挙げられます。

    名前の通り、ジャンプによる発症が多くなっています。

    Q

    ジャンパー膝の症状はどのようなものですか?

    A

    運動時の膝前面の痛みがおもな症状です。

    また、膝蓋骨の上もしくは下部分のやわらかい箇所を押すと、圧痛がみられます。

    Q

    ジャンパー膝へは最初にどのような処置をすれば良いですか?

    A

    炎症を悪化させないよう、患部をなるべく安静に保ってください。

    また、ストレッチで太ももの緊張をゆるめることで、患部にかかる負担を減らしていきましょう。

    Q

    接骨院でのジャンパー膝への施術内容を教えてください。

    A

    炎症を抑えるため、超音波や電気、鍼灸を患部に施します。

    また、手技で周辺の緊張をゆるめていく場合もあります。

    Q

    ジャンパー膝の施術期間はどれくらいですか?

    A

    軽症のうちから対処できれば、数週間〜1ヶ月程度で改善を望めます。

    しかし、患部の状態により、期間は大きく前後する可能性はあります。

    Q

    施術を受ける際の適切なタイミングはありますか?

    A

    炎症や腫れを広げるほど、症状が長期化する可能性があります。

    症状が気になりましたら、できるだけ早めにご相談ください。

    Q

    ジャンパー膝を放置するとどうなりますか?

    A

    運動中に限らず、歩行をはじめ日常動作にも支障が出る可能性があります。

    また、無理をすると、腱の断裂につながるケースもみられます。

    Q

    ジャンパー膝はどのようなスポーツでよくみられますか?

    A

    バスケットやバレー、陸上の跳躍競技など、ジャンプの多いスポーツで発症しやすくなっています。

    Q

    ジャンパー膝を予防するための方法は何ですか?

    A

    ストレッチによって太ももの筋肉をやわらかくしておくことで、ジャンパー膝の予防が期待できます。

    また、疲労をためないよう、しっかり休養を入れることも大事です。

    author

    からだ接骨院 宝塚安倉院 院長

    西川 廉太 (Renta Nishikawa)

    資格

    ・鍼師

    ・灸師

    経歴

    ・2011年

    関西医療大学 入学

    ・2015年

    関西医療大学 卒業

    ・2015年

    株式会社Rieden 入社

    メッセージ

    来て下さる患者様の症状の改善に全力を尽くします!

    Features

    POINT 01

    最新治療機器の導入や、スタッフ一同が技術向上のために定期的な勉強会を開催しています。

    お客様にとって最高の接骨院を目指すため、日々精進しております。

    POINT 02

    施術を始める前に入念に検査・カウンセリングを行い、患者様が悩まれている症状をしっかりと把握していきます。

    それを踏まえて、一人ひとりに合った最適な施術プランをご提案いたします。

    POINT 03

    お客様の症状や身体のことについて丁寧かつわかりやすく解説いたします。

    再発しないための予防策など、アフターケアもお任せください。

    POINT 04

    「からだ接骨院 宝塚安倉院」では大人気の「楽トレ」を完備しております。

    リハビリやケガの予防、美容、インナーマッスルを鍛えたいお客様に大変ご好評をいただいております。

    POINT 05

    予約優先制なので、ほとんど待ち時間なく施術へご案内いたします。

    POINT 06

    ベビーベッドを完備しているため、小さなお子様連れのお客様にも安心してご来店いただけます。

    受付スタッフがお子様のお世話をいたします。

    POINT 07

    清潔感を常に意識しております。

    快適に気持ちよくご利用していただくため、お客様目線で店内の隅々まで目を光らせております。

    Karada Sekkotsuin
    Takarazukaakurain

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