リラックスする
女性の悩み
女性に多くみられる不調の原因と対処法を
知っておきましょう!
生理痛や生理不順、便秘、冷え、むくみなど、女性に起こりやすい身体の症状があります。
若い方やご高齢の方をはじめ、特に更年期障害は体調の変化が大きく、
つらい思いをされている方は多いのではないでしょうか。
ホルモンや加齢などが影響してくるため、
不調を完全に取り除くことはむずかしくなっています。
しかし、原因に沿った対処を行えれば、症状を軽くしたり、
起こしにくくしたりすることは十分に可能です。
こちらのページでは、女性の悩みについてメカニズムや原因、
セルフケアの方法をご紹介しています。
また、接骨院・整骨院の施術でも対応できる場合があるため、
気になる点がありましたらお気軽にご相談ください。
目次
contents
目次
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こんなお悩みありませんか?
trouble
こんなお悩みありませんか?
trouble
女性のお悩みとは?症状・特徴について
symptoms
女性のお悩みとは?症状・特徴について
symptoms
女性は男性と比べてホルモンの変動が大きく、
特に生理のときや更年期などにさまざまな不調を招きやすくなっています。
症状に対して適切なケアができるよう、女性のお悩みの種類や原因について、
こちらでしっかり理解を深めましょう。
女性のお悩みの症状例・特徴
生理痛
生理の数日前から生理中、生理後などに生じる骨盤周辺の痛みを「生理痛」といいます。
経血を体外に排出しようとする際、子宮が強く収縮することで生理痛が起こると考えられています。
生理不順
正常の生理周期は25〜38日と定義されています。
生理がこのサイクルよりも短くなったり、長くなったりした状態を生理不順と呼び、食欲不振や便秘、イライラ、頭痛といった症状を生じる場合があります。
むくみ・冷え
女性は男性と比べて筋肉量が少ないため、血行不良を招きやすくなっています。
手足への循環が悪くなることで、むくみや冷えを生じる場合があります。
また、黄体期には、プロゲステロンが活発に働くことで体内に水分を溜め込むため、特に生理前の時期にむくみ、冷えの症状が起こりやすい傾向があります。
肩こり・首こり
女性は頭部や腕を支える筋力が弱いため、負担の蓄積から首や肩のこりを生じやすくなっています。
また、ホルモンの関係で身体が冷えて血行が悪くなりやすいことも、女性に首こり、肩こりが多い要因に考えられています。
自律神経の乱れ
女性ホルモンの変動が脳の視床下部(自律神経の中枢部)へのストレスとなり、自律神経のバランスを乱しやすくなっています。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、次のような不調を招く可能性があります。
・便秘
・不眠
・肌荒れ
・イライラ
・気分の落ち込み
など
女性の悩みの原因
Cause
女性の悩みの原因
Cause
女性のお悩みは、
おもに次のような原因から引き起こされることが考えられています。
骨盤のゆがみ
骨盤の中に子宮がおさめられているため、骨盤がゆがむと子宮が圧迫を受けたり、引っ張られたりする場合があります。
それにより子宮が機能障害を起こし、生理痛や生理中の出血が悪化してしまうケースが見受けられます。
日常生活において骨盤をゆがませる原因には、姿勢のくせ(足を組む、片足に体重をかける、頬杖をつく)や運動不足、加齢にともなう筋力低下などが挙げられます。
骨盤を本来の位置に戻し、姿勢を根本から変えていくには、接骨院・整骨院の「姿勢矯正」がおすすめです。
女性ホルモン
ストレスや過労、睡眠不足(睡眠の質の低下)などがあると脳の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が正常に行われなくなる場合があります。
特にエストロゲンの減少で生理不順となり、血行や筋肉、自律神経系、免疫系に支障をきたすことで、さまざまな不調につながるといわれています。
加齢
女性は閉経を迎えるにあたり卵巣の機能が徐々に低下し、エストロゲン、プロゲステロンの分泌量が減少していきます。
それにより、これまで女性ホルモンで調整されていた機能がうまく働かなくなることが考えられています。
また、ホルモンの急な変動が脳へのストレスとなり、自律神経のバランスを乱してしまうことも、体調不良を起こす原因に挙げられます。
特に閉経前後の5年間(45〜55歳あたり)に起こる不調は「更年期障害」と呼ばれ、顔のほてりやのぼせ、発汗などが特徴的な初期症状となっています。
また、無理なダイエットや不規則な生活などのストレスで卵巣の機能が低下すると、若い方でも更年期障害の症状がみられる場合があります。
女性に多い病気
disease
女性に多い病気
disease
女性に多い症状例
甲状腺の病気
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気になります。
甲状腺ホルモンには、新陳代謝を活性化する働きがあるため、分泌量が増加することで体重の減少や動悸、息切れ、大量の発汗といった症状につながる場合があります。
橋本病(甲状腺機能低下症)
バセドウ病とは反対に、甲状腺ホルモンの分泌が減少してしまう病気です。
代謝が低下することで、体重の増加、低体温、疲労感といった症状がみられる場合があります。
子宮の病気
子宮筋腫
子宮の筋肉層にできる良性腫瘍のことを子宮筋腫といいます。
子宮筋腫によって月経時の出血量が増えたり、下腹部痛、腰痛を生じたりする場合があります。
子宮内膜症
子宮内膜が子宮の内側以外の場所でできてしまう病気になります。
子宮内膜症の症状には、下腹部痛、腰痛、性交痛などが挙げられます。
がん
女性に起こりやすいがんとしては、乳がん、子宮頸がん、卵巣がんなどが挙げられます。
特に子宮頸がんは、若い方での発症が多いといわれています。
お悩みに対する施術のご案内
RECOMMEND
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女性のお悩みの対処法
APPROACH
女性のお悩みの対処法
APPROACH
女性特有の症状は、身体のゆがみやストレス、
ホルモンバランスとの関連がおもに考えられています。
原因を考慮に入れて、こちらでは日常で行える女性のお悩みへの対処法をご紹介します。
無理のない範囲で予防も取り入れ、
体調が悪化しないように身体のケアを続けていきましょう。
長期的なストレスは、自律神経やホルモンのバランスを崩す原因となっています。
意識的にリラックスする時間を作り、ストレスを溜めないようにケアしておきましょう。
目を閉じてゆっくり深呼吸を繰り返すことで、副交感神経(休息時に働く自律神経)の働きが高まり、心身をリラックスできるといわれています。
接骨院、整骨院の施術
セルフケアでの改善がむずかしいという方は、接骨院・整骨院の施術もぜひ検討してみてください。
身体の状態にあわせて、一般的には次のような施術を行っています。
骨盤矯正
ゆがんだ骨盤を本来の位置に矯正していく施術です。
骨盤の傾きを解消すると、それまであった子宮への圧迫が緩和されて機能の回復を図ることができます。
電気療法
電気刺激によるマッサージ作用で、筋肉の緊張をほぐしていく施術です。
骨格矯正の準備として、電気療法を取り入れる場合があります。
鍼灸
鍼やお灸によって、全身のツボを刺激していく施術です。
鍼灸は自律神経の調整に優れた施術になっています。
女性のお悩みの予防法
PREVENTION
女性のお悩みの予防法
PREVENTION
体調の悪化を防ぐため、予防も継続して行っておくことをおすすめしています。
例えば、次のような予防方法があります。
ストレスを溜め込まない
不調を感じたときに限らず、普段からストレスはこまめに発散しておきましょう。
ストレスは万病の元ともいわれています。
軽い運動や湯船に浸かった入浴、映画鑑賞などが、ストレスの軽減に効果を期待できます。
身体を冷やさない
身体の冷えから骨盤内の血行が悪くなると、生理に関する不調が増えるといわれています。
暖房をかける、カイロを貼る、ブランケットをかけるなどして冷えを防ぎ、血行不良を起こさないように対処しておきましょう。
十分な睡眠
睡眠不足は脳へのストレスとなり、ホルモンのバランスを崩してしまう可能性があります。
規則正しい生活を心がけ、夜は十分な睡眠時間を確保することで、心身をしっかり休めるように努めましょう。
定期的な検診
子宮頸がんは若年層での発症が多くなっているため、20歳以上の方は検診を受けることが推奨されています。
また、自覚症状がない方も1年に1度は検診を受け、がんを早期発見できるように対策をとっておきましょう。
よくある質問
Q&A
よくある質問
Q&A
女性に多い身体の悩みには何がありますか?
生理痛や月経不順、むくみ、冷え、肩こり、自律神経失調症などが挙げられます。
女性特有の症状が起こる原因は何ですか?
女性ホルモンの乱れや加齢の影響がおもに考えられています。
更年期障害ではどのような症状がみられますか?
発汗やのぼせ、ほてりが更年期障害の特徴的な症状です。
その他、イライラや不安、身体の痛み、息切れなどがみられる場合もあります。
女性特有の症状をそのままにしているとどうなりますか?
症状をより悪化させるばかりか、不妊症につながる可能性もあります。
四十肩・五十肩は医療機関に行ったほうが良いですか?
自律神経やホルモンのバランスを整えるには、鍼灸がおすすめです。
その他、症状に合わせて、手技や電気療法などを行う場合もあります。
身体の不調はどれくらいで良くなりますか?
体質や症状の重さによりさまざまです。
まずは身体の状態を確認させてください。
接骨院・整骨院の施術に保険は使えますか?
ケガの発症の仕方や状態によって異なるため、詳しくはご相談ください。
身体の不調は医療機関にも行ったほうが良いですか?
何か病気の可能性もあるため、身体の不調を感じる際は、まず医療機関で検査を受けてください。
女性特有の症状を予防する方法には何がありますか?
ストレスを溜め込まないよう、こまめに発散してください。
また、がんの早期発見のためにも、年一回の定期検診をおすすめしています。
接骨院・整骨院の施術により症状の予防はできますか?
はい。
施術で身体のコンディションを整えておくことにより、症状の予防を期待できます。お気軽にご相談ください。